中国での地下鉄の乗り方

中国
この記事では、中国での地下鉄の乗り方を説明します。今回の旅行では、上海と杭州に行ったので、そこでの経験をもとに説明します。
【切符での乗降車】切符の販売機に行くとまず地下鉄の路線図が出てきます。こちらは上海の地下鉄の路線図になります。ここから自分が使う路線を下の路線区分から選んでタップします。路線ごとに色分けがされているので選択しやすいです。
【切符での乗降車】路線を選択したらその路線のみ表示されますので、そこから自分が降りる駅を選択します。路線図の駅名をタップすると選択できます。
【切符での乗降車】そうすると、料金が表示されます。ここで乗車人数も選択できます。料金を確認したら、「支持」とある支払方法をタップします。
【切符での乗降車】そうすると、QRコードが出てきますので、これをAlipayなどのアプリでスキャンします。これで支払いが完了となり、券売機からカード型の切符が出てきます。このカード型の切符は降りる時に回収され再利用されるので、結構使い込まれた感じがあります。(この写真は別撮りをしたので、前の写真と料金が違っていますが、料金は前の画面で確認したものがここでも表示されます。)
【切符での乗降車】改札での操作を説明します。
【切符での乗降車】乗る時は、改札機の上部にあるタッチポイントの部分にタッチすると入場できます。降りる時は、改札機の挿入口に切符を入れると改札を出ることができます。ここまでが切符での乗降車の方法になります。次に、Alipayを使った乗降車の方法を説明します。
【Alipayでの乗降車】地下鉄の駅の構内でAplipayの「モビリティ」を選択すると地下鉄のQRコードが表示されます。ネット情報では、Alipayで地下鉄を検索する方法も紹介されていますが、実際には勝手に出てきます。地下鉄のQRコードの表示については、後で少し補足をします。
【Alipayでの乗降車】AlipayのQRコードは、乗る時も降りる時も「QR CODE」と書いてあるところかざせばOKです。こちらに慣れると、切符を買う方法よりも、断然楽ですね。
【Alipayでの乗降車】今回、上海と杭州どちらも地下鉄を利用したのですが、場所が違っても自動的にその場所の地下鉄のQRコードが表示されました。おそらくこれは、AplipayのGPS機能をオンにしていたことにより、地域の特定が自動で行われたからだと思います。複数都市を巡る旅行ではこの機能はとても便利だと思います。なお、Aplipayの登録方法については、こちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

中国の地下鉄で忘れてはならないのが、ホームへ入るのに荷物検査を受ける必要があることです。日本人にとっては結構びっくりしますが、必ず手荷物を検査の機械にかけることになります。検査自体はすぐに終わり、問題がなければ何も言われずにそのまま通れます。これは慣れるのに少し時間がかかりますね。

最後に、GW期間中に上海を旅行される方へ注意事項になります。中国では5月1日~5月5日までが「レイバーデイ」として大型連休になっています。この期間、上海の中心地にある「南京東路駅」は、16時以降に駅が閉鎖されて地下鉄は駅を通過します。私はホテルの最寄り駅が「南京東路駅」だったので、仕方なく隣の「人民広場駅」で降りて、そこから徒歩で30分くらいかけてホテルまでたどり着きました。最初はなぜ地下鉄が駅を通過するのかわからず、何往復か電車で行き来してしまいました。結局降りた駅で上記の案内を見つけて状況をつかむことができました。これは海外の旅行者では絶対わからないなぞトラップですので、みなさん充分お気をつけてください。

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