Singapore Arrival Card(SGAC)の申請方法(1/2)

シンガポール
シンガポール入国の際に必要となる、Singapore Arrival Card(SGAC)の申請方法を紹介します。
実は私はSGACを申請する際に、誤って有料の申請代行サイトを使ってしまい、不要な出費(1万円以上!)をすることになってしまったので、今回は恥を忍んで私の失敗談を共有したいと思います。なお、正規のSGCAの申請には、一切お金はかかりません。
ネットで「シンガポール入国」と検索すると、一番上に「www.arrivalcard-singapore.jp」というサイトが表示されます。これが私が引っ掛かった申請代行会社のサイトになります。きちんとSEO対策をしているところが憎らしいですね。
サイトを開くとこんな画面になります。背景の写真は入れ替わるようですが、大体シンガポールをイメージさせるものとなっています。正直、シンガポール政府公式の申請画面よりも作りは良いものになっていると思います。言語は日本語も選択可能です。後でわかったのですが、入力する内容は公式のものと全く同じになります。ただ、入力の仕方は公式サイトよりもこちらの申請代行サイトの方がやりやすかったです。。
申請に必要な入力が終わると、支払い画面になりクレジットカードの情報を入力します。なぜここで気づけなかったのかと思うのですが、その時の感覚としては、アメリカの電子ビザであるESTAでは正規の手続きでも有料で5,000円~6,000円かかっていて、その際もクレジットカードの支払いをしたので、その流れと同じなのかと思ってそのまま入力をしてしまいました。(ESTAの時には、申請代行会社に引っ掛かるバカなんかいるのかと思ってましたが、いましたねここに・・・)
全ての手続きが終わった後に、やはり何かおかしいと思い、このサイト内を調べたところ、画面の下部に「このサイトは旅行代理店のものです。政府のサイトであればコストを安く申請できます。」などと書かれているの発見して、ようやく申請代行サイトだと気付きました。さらに画面の一番下には小さく「このサイトは政府とは提携していません。」とも書かれていました。
この後、すぐにこの会社の問い合わせフォームから、「自分で申請するので、手続きを止めてほしい。」と伝えました。実際にこのサイト経由でその後、申請完了の連絡はありませんでした。当然支払った手続き料の返金はありませんでした。これはおそらく向こうの返金ポリシー上のことと思います(向こうには責はないということ)。なお、問い合わせフォームには、数日以内に必ず返信しますとありましたが、何の連絡もありませんでした。一番気になったのは、入力したクレジットカードの悪用ですが、こちらについては、その後半年くらい経ちますが、怪しい使用履歴は見つかっていません。
公式にはシンガポール政府機関であるICA(Immigration & Checkpoints Authority)のサイトから申請します。政府機関のサイトかを見分ける方法としては、URLに「gov」があるかどうかで確認できます。このサイト「https://www.ica.gov.sg/」にも「gov」が含まれています。
「Submit online」を押すと、SGACのエントリーページに行きます。
ここで「Submit SGAC」を選択すると申請画面になります。が、この画面がとても使いにくいです。
私は結局このサイトでの申請を断念して、ICAが提供しているスマホアプリから申請しました。
PCのサイトよりもアプリの方が良い点がありますので、これは次の記事で紹介をさせていただきます。

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